

群れで生きるはずのオオカミが
なぜ孤独に、狩りもできないほど
追い詰められたのか 真実は語られない
弱者を狙って 祖母や赤ずきんを食べるしか
もう術がなかった 哀れな物語
世の中なんて、人の都合で
物語が塗り替えられてく
どこにどんな真実が隠された?
現代の狩人達は 何を隠したのだろう
誰も気づけないまま 孤独なオオカミが増えてく
知らないことが罪にならないから
誰もが情報を 疑わないフリをする
疲れ果てた 疑うことにも 信じることにも
それでも優しく 私を抱きしめてくれる
あなたが 私にとっての真実だった
たとえあなたが 孤独なオオカミでも
私は食べられないと 疑わなかったんだ
甘い言葉の罠も 鋭い牙も
見慣れたこの世界で 恐れるものはもうない
ただ一つ 恐れるのは
あなたを信じることを やめてしまうこと
あなただけを信じて 生きていくわ
もう何度もあなたは救ってくれた。
だからあなたが私を食べたくなったって
騙さなくてもいいよ。私はもう
あなたのものだよ
語られることのない物語の
その先へ
私とあなた、二人で
偽りの森を 駆け抜けてゆく
真実の光 求めて
狩人たちの目を欺いて
真実の小屋で 幸せに暮らしたい
- 作詞者
シナ子
- 作曲者
シナ子
- プロデューサー
シナ子
- ソングライター
シナ子
- その他の楽器
シナ子

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赤ずきんとオオカミ
シナ子
アーティスト情報
シナ子
シナ子 は、日常に潜む心の機微を独自の視点で切り取り、普遍的な共感を呼ぶ歌詞とメロディで表現するシンガーソングライター。作詞後の作曲にはSUNOAIをクリエイティブなパートナーとして迎え、音楽制作の新たな可能性を探求しています。 移ろいゆく季節や人生の機微、人間関係の光と影といった多岐にわたるテーマを、時に繊細に、時にユーモラスに描く作風が特徴。特に、ネガティブな感情や日常の見過ごされがちな事象から、温かさや希望を私ならこう思う、この立場の人はきっとこんなことを抱えてる、こんな風に考えられたらいいなと…他人の気持ちはわからないけれど自分ならこうありたい、こう思うみたいなことを歌詞に落とし込んで作曲をしています。言葉遊びが好きなので歌詞に込めた遊びに気づいてもらえると嬉しいです。
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シナ子



