

一人だけでいるよりも二人がいいねと
君の言葉に少しばかり
疲れてしまって
二人でいるのもいいけど一人の時間も
必要と言いかけてつぐんだ
何かが壊れ
涙は流れ
もう手遅れ
このままじゃ眠れやしないと
繕う言葉を探すけど
見つけては捨てること
繰り返して
気づけば宙に舞う寝息を聴いて
そっと胸を撫で下ろす
気まずさを保留する
金曜日の夜
「今のライフスタイルが僕には合わない」
そんな風に思い込んでた
自分勝手に
「互いの都合をよしとするのが『愛』だよ」
そんな気持ちで始めた恋
思うよりも
難しいもんだ
でも 愛しい
昨日疲れて浴びそびれた
シャワールームで抱き寄せては
体温で君の機嫌を確かめた
ほろ苦いコーヒーに合うような
気だるく甘いチョコレートをくれ
寂しさを保留する 土曜日の朝
寝ても覚めても
構わず僕を
愛想つかずに
日常非日常を共に過ごす
平凡な二人は
何をしててもいつか
例外はなく全て
ちりひとつも残さず
消え失せるから
綺麗事なんて言葉さえ
甘く聴こえるくらいには
大胆に君の機嫌をとってあげよう
ほろ苦いコーヒーを飲んでから
チョコレートが足りないってさ
口実に君と溶かす 土曜日の午後
甘く溶け絡み合う 土曜日の夜
- 作詞者
モリタクロウ
- 作曲者
モリタクロウ
- レコーディングエンジニア
村濱 遼太
- ミキシングエンジニア
花田 謙治
- マスタリングエンジニア
花田 謙治
- ギター
モリタクロウ
- ベースギター
甲斐正樹
- ドラム
則武諒
- ボーカル
モリタクロウ
- ピアノ
栗田妙子

モリタクロウ の“こわれもの”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
『瞳』
モリタクロウ
- 2
scene1 "light is shadow"
モリタクロウ
- 3
パンジー
モリタクロウ
- ⚫︎
こわれもの
モリタクロウ
- 5
まどろみ
モリタクロウ
- 6
scene2 "urban paradox"
モリタクロウ
- 7
big city, small me
モリタクロウ
- 8
機織りのメロディア
モリタクロウ
兵庫県出身シンガーソングライター、モリタクロウの三年ぶり3rdアルバム。前作のモチーフである「曖昧ながらも確かに存在する感情」をさらに追求し、即興を得意とするジャズプレイヤーの力を借りて”作り込まない自然なサウンド”を表現。情報過多な現代社会のアンチテーゼとなるか。
アーティスト情報
モリタクロウ
1989年2月15日生まれ。兵庫県出身。 12年間合唱団に所属し、国内・ヨーロッパにて演奏。ラッソやパレストリーナなどルネサンスの古典や、ハンガリーの音楽家コダーイ・ゾルターンの楽曲に強く影響を受ける 大学在籍時、ジャズビッグバンドのアンサンブルを経験。 ジャズアンサンブルを、トロンボーンプレイヤー谷口知己氏に師事。 2016年よりシンガーを志し上京。 2019年6月、1stシングル「パララパッパッパ」を発売(廃盤)。同タイトル配信開始。 2020年3月、渋谷nobにて1st ワンマンライブ開催。配信限定1stアルバム「あいというなのもとに 〜REMEMBERING 20'S REAL〜」配信開始(現在再リリース済)。 2020年7月、コンピレーションアルバム「HINATA SONGS」に参加。オリジナルソング「夢から覚めたあとも」を収録。 2022年3月、溝の口neoneraにて2ndワンマンライブ開催。2ndアルバム「僕らの居場所」配信開始(現在配信停止中、2025年2月8日再リリース予定)。 2023年4月、活動休止。 2024年1月、活動再開。 2025年2月15日、yokohama mint hallにて三度目のワンマンライブを敢行予定。 都内のライブハウスを中心に、ポップスのオリジナルナンバーを演奏中。
モリタクロウの他のリリース
SLAC Records