歌詞

魔法使いになりたいな

眠る君を起こしたいよ

魔法の絨毯君を乗せ

眠る街を2人占めに

しよ？

空に掛ける梯子なんて

月に向かって昇るだけさ

星の群れに手を伸ばして

君の笑顔を溢したいよ

さぁ君にどんな魔法かけようかな？

僕の事を好きにさせようかな？

そんな魔法はベタすぎるかな？

そんなことしても意味がないかな？

ねぇ星の向こう側へ

昇る朝日が僕は嫌いだ

ねぇ夢の中の君は

誰と共に旅をしているの？

はら、はらりと

巡るは僕の涙

魔法で傷を癒して

雲間に静謐を求めてた

魔法使いになりたいな

君の幸せ叶えたいよ

そこに僕がいなくとも

あゝやっぱ嘘だ叶えたくはないよ

君の愛を1人占めしたいよ

そんな魔法をかけてしまおうか

それで僕は幸せなのかな？

魔法使いになりたいな

夜に浮かぶ月の元へ

握る星が濁っていく

僕を残して濁っていく

魔法使いになりたいな

君の事を忘れたいよ

そんな魔法があるのならば

今すぐ僕に使ってよ

ねぇ星の向こう側へ

昇る朝日に身を焦がしていく

ねぇ夢の中の君は

白んで行く世界で恋する

ゆら、ゆらりと

落ちてく僕のまぶた

今はそっと眠ろうか

魔法がそっと溶けていくよ

忌み嫌う現実さえも

明日はきっと笑えるから