世界を愛していた
目の前にある全てが輝いて見えていた
ただ前を見る僕に君はこう言ったんだ
「あの子がやりました」
え？もう知らない
どうなったっていいや
だって
間違ったセイカイ
愛したら負けなの大体
そう。
信じたら負けなの大体
ガラクタばっか崩れ落ちていった
気持ちとかそういう類のものとか
要らないものが多すぎた僕は
自ら愛を受け取れなかった
辛いね、貴方だけは
ずっとどうか幸せでいて
消えない怒りを残り香に
そういうのもういいからさ
暗くなったから
もうお家に帰りましょう
僕はいい子だから
君の邪魔しないよ
あの時もあの時も
それが一番だったから
違う違う違う
"仕方なかった" なんてことは無いんだ
それは正しいの裏側にある間違いじゃない何かで
僕を守ってくれていた何かで
でもそんなものはもう必要無いんだ本当は
だって世間はいつも嘘をついている
遠回り 違うのに
正しくない僕を許せなくて
どうすりゃ忘れられるかな
どうすりゃ忘れられるかな
何より大切なのに
それすら ✕(バツ) になってしまうなら
僕が悪魔になってあいつを殺してあげる
- 作詞
寺崎ヒナ
- 作曲
寺崎ヒナ
- プロデューサー
GEN
- レコーディングエンジニア
GEN
- ミキシングエンジニア
GEN
- マスタリングエンジニア
GEN
- ボーカル
寺崎ヒナ
寺崎ヒナ の“間違ったセイカイ”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
寺崎ヒナ 1st EP「カゲと融解」
自分の中にある陰（カゲ）。
それはずっと否定され続け、冷たく固まり、動けなくなっていた。
しかしある日、そのカゲを初めて受け入れてくれる、あたたかくて力強い熱に出会う。その熱が凍りついた心を溶かし、新しい自分を動かしてくれる。陰と溶け合い、一つになることで生まれる自由。それは液体のように流れ、どこまでも広がっていく。
本作は、そんな自分を受け入れた寺崎ヒナ本人が、全収録楽曲の作詞・作曲・編曲を手がけたセルフプロデュース作品。
「耳が聞こえなくなるまで音楽を続ける」と誓った彼女の決意と静かなる情熱が凝縮された1枚となっている。
