透明になれなかったのジャケット写真

歌詞

透明になれなかった

人類滅亡プロジェクト

言葉が通じ合ってなくても

リードで繋いだ優しさが

骨に染み込んで伝うから

少し伸びた長い前髪の

隙間を縫って会いに来てよ

出来るだけでいいから

心で信じ合ってなくても

リードで結んだ虚しさが

胸に張り付いて憂うから

少し痩せた細い指先の

隙間を縫って会いに来てよ

出来るだけでいいから

繋いで離した手と手のひらの

数だけお利口になれたかな

結んで開いた心の色を

束ねて楽になりたいな

散々亡くしたんだ

段々と汚れ滲んでく春と殺生

世界が愛してくれなくても

リードで紡いだ約束が

君に届くまでは

足掻いて鳴らしたこの音楽と

僕だけ透明になれたなら

臨まず塞いだ心の音を

称えて美しくなりたいな

繋いで離した手と手のひらの

数だけお利口になれたかな

結んで開いた心の色を

束ねて楽になりたいな

美しくなれない僕たちが

称える白い春の歌

言葉が通じ合ってなくても

リードで繋いだ優しさが

骨に染み込んで伝うから

少し伸びた長い前髪の

隙間を縫って会いに来てよ

出来るだけでいいから

  • 作詞

    中村かあき

  • 作曲

    中村かあき

透明になれなかったのジャケット写真

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    透明になれなかった

    人類滅亡プロジェクト

2020年9月1日に始動した中村かあきのソロプロジェクト「人類滅亡プロジェクト」の3rd Digital Single。1st mini album「Bouquet」の制作期間中、突発性難聴を発症した彼が当時の心境を歌った楽曲。傷付かなければ愛してもらえない自分自身と、動物殺処分センターの犬を重ねて綴られたリリックは、過去作に比べても異様な世界観を放っている。今作のMVも自ら監督を務めており、Twitter、Youtube等のソーシャルメディアにて話題を呼んでいる。

アーティスト情報

  • 人類滅亡プロジェクト

    2020年9月1日に始動した中村かあきのソロプロジェクト。2019年の冬に大切な親友を亡くし、まるで人類が滅亡したかのような気分になった夜に名付けられたプロジェクト名には、1人でも強く生きていこうという決意が込められている。 2020年10月1日に1st Digital Single「春を待ってたんだ」、2021年1月1日には2nd Digital Single「常総線」、2021年9月1日には1st mini album「Bouquet」をリリース。2022年7月1日には3rd Digital Single「透明になれなかった」、2022年9月3日には4th Digital Single「百年経っても」をリリース。 楽曲「常総線」は関東鉄道株式会社とのタイアップを果たし、駅構内、中吊り広告をジャックするなど、多くの偉業を果たし、同年5月22日には関東鉄道株式会社との共催イベント「想うは常総線」を開催し、車両基地にて行なわれた生ライブで多くの人を感動させた。また、2022年9月3日には関東鉄道創立100周年記念コラボソング「百年経っても」をリリース。 儚くも力強いサウンド、そしてドラマチックな曲展開に載せられたリリックは話題を呼び、中村かあきが自ら監督のメガホンをとり手掛けている楽曲のMVはノンフィクションの物語になっており、Twitter、Youtube等のソーシャルメディアにて話題を呼んでいる。

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