末代まで雨季にしてやる。のジャケット写真

歌詞

ライハーズノット

末代雨季。

自販機に囚われた羽虫のような夏休み

炭酸と絶交したサイダーのような昼下がり

「タイムトラベル日和だ」

なんて、君は冗談交じりに笑って

続けて寂しそうに言う

「次に会う時は死んだ時ね」

青すぎる青をまだ閉じ込めていた君の瞳も

右手に咲く左手も 全部嘘みたいだった

呆れる程に容易く呼吸を続ける体を知った

なのに今更どうして 苦しいのだろう

無傷の空を引っ掻く飛行機が

彼方に溺れてゆく

等身大且残酷的解は割愛も心臓を撃つ

この相対した絶対的な空白の輪郭を

ただ確かめている

揺れるアスファルトを抜け

味気ない改札を前に

有り触れた言葉でさえ全部奇跡映像に

呆れる程に容易く

結んで解いた小指があった

「記憶に加担した罪、その罰は今日」

夏を奪った秋の向こうに

冬を探して春を忘れて

そしてまた

炎天回想劇

共犯者不在も生活は継続していく

この相合に短絡的な運命の限界を

ただ思い知る

尽きないから海 と言って

閉じないから空 と言うなら

理不尽に枯れない左手の熱は

僕らの永遠を証明しているのに

応答を頂戴 ほら

応答を頂戴

等身大且残酷的解は割愛も心臓を撃つ

この相対した絶対的な空白の輪郭を

今、見つけに行こう

  • 作詞

    末代雨季。

  • 作曲

    末代雨季。

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