

卒業して夢を追いかけ「東京へ行く」と言った
来てみたら千葉だった そんな事はどうでもよくて
それからもうだいぶ経った
「友達」と呼べる人も出来た
やりたかった夢にも少しずつ進んでる
夜帰って一人の部屋 ただ寝る為の四万の部屋は
あまりにも殺風景でくだらなくて笑えた
突然襲われた恐怖に耐えきれず
僕は一人声をあげて泣いた
何にすがっていいかも分からず枕をくわえ
声をあげて泣いた 孤独(やみ)が僕を飲んでく
母親が言っていた「卒業したら帰ってきて」と
妹は何も言わず実家へ帰って行った
今でもたまに思い出す夜行バスに乗り込んだあの日
妹は泣いていて「頑張って」と手を振っていた
妹からは手紙がくる僕のバイトよりも少ない稼ぎなのに
お金が入っている
「これで何か食べて」と情けなくて笑えた
突然現われた恐怖に耐えきれず
僕は一人声をあげて泣いた
誰にすがっていいかも分からず
枕をくわえ声をあげて泣いた
「売れるまで帰らない」と言った
「僕がお金送るから」と
でも正直生活するだけで精一杯
トウキョウの怖さを知る
突然襲われた恐怖に耐えきれず
僕は一人声をあげて泣いた
何にすがっていいかも分からず
枕をくわえ声をあげて泣いた
闇が僕を蝕んでく 闇が僕を蝕んでく
闇が僕を蝕んでく
- 作詞者
香蓮
- 作曲者
香蓮
- グラフィックデザイン
香蓮
- ボーカル
香蓮

香蓮 の“妹”を
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待望の2ndアルバムである。 タイトルの「骨」が衝撃的だが、内容も前作からは想像も出来ない内容になっている。 それは、頭脳營察のサポートや、PANTAと二人のアコースティックユニット「野」として活躍している日本を代表するロックギタリストの菊池琢己が全面的にサポートしているということだ。 サウンド的にも前作と違い、アコースティックな一枚に仕上がっている。 70年代の四畳半フォークを彷彿させるような歌詞とメロディー。 菊池琢己の力強くも繊細なギターが香道の心の叫びに火を放つ。 懐かしいようで新しいプログレッシブ香蓮ワールドがここに生まれた! リマスター版:2014年 (初版:2009.9/12)


