

月の光にも忘れられた
みたいな街の路地裏で
僕はひとりで暮らしている
想い出を暖に暮らしている
風がそっと吹き抜ける
少女の笑い声と共に
夕飯の香りと共に
風がそっと吹き抜ける
あの人は今何してるかな?
元気で笑えているのかな?
また泣いてはいないかな?
僕はなんとかやっていますよ
泣き虫のあなたもいつかはさ
大人になって子供もできて
誰かの為に生きるようになって
きっと誰かを愛するのでしょう
ねえ
誰か僕の名前を
呼んでよ
あなたの髪の香りがしたんだ
気がしたんだ
気がしたんだ
気づけばほらまた
僕は懐かしい道を歩いていて
聞き覚えのある声がしたんだ
気がしたんだ
気がしたんだ
僕はまたひとり
路地裏に歩いて帰る
あなたがくれた僕の名前を
呼んでくれる人はもういなくて
名前の意味なんてもう無くて
僕の意味がわからなくなって
世界に置いていかれた気がして
僕は街を走り抜ける
想い出を振り解くように
僕は街を走り抜ける
あなたの髪の香りがしたんだ
気がしたんだ
気がしたんだ
聞き覚えのある声がしたんだ
気がしたんだ
気がしたんだ
名前を呼んでくれないかい?
もう一度だけでいいから
僕を愛してくれないかい?
どうか
どうか
月の光にも忘れられた
みたいな街の路地裏で
僕はひとりで暮らしている
僕はひとりで暮らしている
- 作詞者
コバネナオキ
- 作曲者
コバネナオキ

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アーティスト情報
repuro
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