歌詞

ふわり、澄んだ空

木々の影が踊る

夢に彩る春を描く

急かす街中をすり抜けて

ひとり、指折り数え歌う

ふわり、陽の差す部屋

朝の音がする

おはようって笑う空が覗く

胸の鼓動が収まらない

残る寒空へ飛び出した

揺れる、揺らぐ、この心象

焦らなくてもいい

開く道を風に倣って

行きたいように

前に進んで行けばいい

躍る、躍る、あの風景

淡く染まっていく並木道を

寒さを振り切って今

春は咲く

ただ、街を望む

新しい季節

遠く咲く花を待ちわびて

胸の騒ぐ音聴きながら

光る風、春を思い出す

冬が溶けていく

草木が芽吹く

街が染まっていく

ほら

春の川辺のたりのたり輝いて

清かな春空

腕をのばす

少し止まって

呼吸をそろえて歩いて行けばいい

変わる、変わる、この人生

見たことない景色ばかりだけど

不安を振り切って今

春は咲く

いつでも

揺れる、揺らぐ、この心象

焦らなくてもいい

開く道を夢に向かって

生きたいように

前に進んで行けばいい