劇薬のジャケット写真

歌詞

Bund

貝と蜃気楼

ああ零したベリーソース

曇った シルバーのカトラリー

舐めた 向こうじゃ

クイーンが笑ってる

汚したダイナー 終いにゃ

喰らわば皿までも

飽いたんだこんな

枯れた冬の中 永遠に二人のダンス

分かって

少しくらい 辛いのも欲しいの

今じゃ

最後のお城で 続く二人のBund

迷って

跳び込んだ兎にぼくは夢中さ

黒い瞳のアリス

赤く濡れたバラの花の君

嚙みついてもっと

それは 最高級のグリエ

まるで 無法な

初めてのキスみたい

吐きそうなくらいに

甘いな 君の胸の中は

喰らって 一杯に

酔っ払ってしまいたい

泣き虫な君を

飾る額の中 白い雪のソルベ

笑って

食べちゃいたいくらいに愛おしいの

まだ迷子の兎

白い毛皮の中の赤い果実

零したベリーソース

曇った シルバーのカトラリー

舐めた 向こうじゃ

クイーンが笑って

嚙みついてもっと

それは 最高級のグリエ

まるで 無法な

初めてのキスみたい

吐きそうなくらいに

甘いな 君の胸の中は

喰らって 一杯に

酔っ払ってしまいたい

突っ伏したテーブル

クイーンは カードをばら撒いた

狂った 預言で

今終わる二人のBund

  • 作詞

    小宵

  • 作曲

    貝と蜃気楼

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アーティスト情報

  • 貝と蜃気楼

    耳を劈く轟音に物語性の高いリリックを乗せて鳴らすオルタナティヴ・ヘヴィ・ロックバンド。そのサウンドはスラッジコア、ブラックメタル、ハードコアパンク、シューゲイザー、USインディーなど様々な音が渾然一体となった唯一無二のものだ。メンバーは、小宵(Vo)、KYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶ(Gt)、ヨシキ(Gt)、MiNT(Ba)、634(Drs)の5人組。その内、小宵とKYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶの2名がVtuberという異色の構成だ。2022年4月に1st EP『人魚の骨』、同年10月に1st Album『七日目の街』をリリースし、また2022年5月にはおやすみホログラム主催のライブ「打奏驚蛇」に出演、同年12月にはレコ発ライブ「七日目のパレード」を主催するなど、ステージパフォーマンスにも力を入れており、破壊的な演奏が評価されている。最近ではASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文がホストのpodcast AVMTのVOL.36にて1st Album 所収「安息日」が週のプレイリストに選曲されるなど、その存在感はあらゆる音楽シーンにおいて日々いや増しつつあり、今後も決して目が離せない。

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