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12kやspekkなどの数々の名門アンビエントレーベルから多数リリスがある人気アンビエント作家Federico Durand とTomoyoshi Juliano Date による、アコースティック・アンビエントデュオ『Melodia』の通算3枚目のアルバムが遂に完成した。
今作では、アコースティックギター、チター、ピアノ、オルガンなど駆使し、美しく自然なテクスチャーを空間と時間の間に絶妙なセンスで配置。静謐な室内楽を思わせるエレガントなアンビエント作品となった。
必要最低限の音数で構成されているため、何度も聞きたくなる魔術的な魅力が宿っている。実際に演奏の緊張感を高めるために現代の音楽制作手法ではめずらしくマルチトラックレコーディングではなく1トラックでのレコーディング手法が採用されており、その事もあってか相互の楽器間の響きの混じり合いや、位相などが澱みなく録音されている。また3曲目では2017年の来日ツアーでも大好評だったFederico Durandの貴重なピアノのプレイも収録!穏やかな時間の流れを体感できる至高の1枚となった。
1976 年アルゼンチン生まれのFederico Durand と1977 年ブラジル生まれのTomoyoshi Juliano Date による、アコースティック・アンビエントデュオ。幼少期の3年間を共に南米大陸の上で過ごす。2005年にDate がOpitope として、 2009 年にFederico がソロ名義としてSPEKK より共にデビュー作を発売。その音楽を介してお互いを知り、2011年に二人のソロ作品がルクセンブルクのOwn Recordsより発売され、その翌年に二人で17日間に渡るヨーロッパツアーを敢行、Melodiaを結成する。 Federicoは詩人であり高校の国語教師をかつて務め、現在は博物館で学芸員をしている、Dateは救急医療と東洋医学の医師でもあり、現在はつゆくさ医院を開業している。
White Paddy Mountain