BREAK THROUGHのジャケット写真

歌詞

ADDICT

Killing Mob, 法斎Beats

Stick Around 染みついたHabit

癖になるSmell 365 diggin

他人の目には映る我楽多

逃せない一期一会 積み上げる極上

Give Me Some More&More 罪深き欲望

人生壊した恩人 Peace 和気修斗

孤独だって続く回遊録

Dirty 30懲りず最重要

食らった分 血肉に変えて今のAttitude

入り口は確か90s

CAMPANY FLOWで頭イカれた

RAWKUS ABB DUCK DOWN

FAT BEATS THE BIGGER PICTURE etc

数え切れんMaster Peace MF DOOM R.I.P

こいつは刺激と熱さくれるカプサイシン

冷めない情熱 God Breath まるで博打

Vinyl高騰 塞がらん開いた口 破綻の一途

制御不可能 サブスクじゃ到底満たされないこの腹

I’m an addict 泥沼 お前に夢中

I’m an addict 探し出したらもう止まらない

2ver

ジャンル越えてLove Trip 潜るもっと深い所

針落とせば聞こえてる先人のHeart Beat

開拓するJust fit 時代問わず良いもんは良い

古臭いがダサいなんて到底思えない

トーキョー・スペシャル ヘビロテ 不動のClassic

出会い頭に感じたバイブレーション

Music is my friend 欲しいハイグレード

イケてるvinylだけで敷き詰めるいらねカビ臭ぇの

寝ても覚めてもThink about

埋もれてるJunk Music俺もその一端

食えるとか食えないとかそれ愚問 Continue Saga 滑稽と笑われてもI don't care

ハリボテのLifeよりマシだろ?

無くても死なないけど俺が俺じゃない

劣等感やPainも武器に変わるMusic

地味な日常がvivid 代わりなんてない

I’m an addict 泥沼 お前に夢中

I’m an addict 好き以外理由はいらない

  • 作詞

    Killing Mob

  • 作曲

    法斎Beats

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BREAK THROUGH

Killing Mob, 法斎Beats

とどまることを知らないクリエイティビティで飽くなきHIP HOPの探究を続ける実力派タッグの意欲作
 二人の阿吽の呼吸が成す全5曲

 "食らった分 血肉に変えて今のAttitude"のリリックが示すとおり、レコードのディグをはじめとする日々の音楽の探求が温故知新となってKilling Mobのラップの土台になっている背景を描いた『ADDICT』で、本作は口火を切る。
 一方で、続く『ALTER EGO』と『FREE LANGUAGE』ではKilling Mobが得意とするセルフボースティングも健在だ。叩き付けるようなアグレッシブなビートと軽快かつ風通しの良いビートという対照的なビートを乗りこなすそのラップスキルも勿論だが、その両ビートから法斎Beatsのインテリジェンスの高さや引き出しの豊富さも垣間見える。
 また、打って変わって最後を締める『PEACE OF MIND』でコンシャスなラップが披露されているのも見逃してはならない。静寂に包まれたどこか宇宙空間を想起させるビートの世界観が影響していることも要因としてあるのだろうが、4曲目の『SOURCE』で"感情を書きたい真っ直ぐ それが簡単で難しい"とKilling Mob自身がラップしているように、その想いが素直に現れているのがこの『PEACE OF MIND』なのだろうと推測する。
 そして、『SOURCE』のリリックはこう続いていく。

 "この曲も誰かに寄り添い 価値が産まれる
  それが例え独りだって意味はあるだろう"

 心が軽くなるような地に足がついたビートの上で、Killing Mobが日常への戒めと感謝をラップする。
 その真っ直ぐなラップは、ヘッズたちの心を打つ。


text by TAKURO SHINOHARA

アーティスト情報

  • Killing Mob

    東海エリアを拠点に活動するラッパー。 ボキャブラリー豊富なワードチョイスと、思わず頭を振ってしまうタイトかつ硬派なライミングが特徴。 強く影響を受けているBoom bapをバックボーンの軸に、日々の機微に見え隠れする陰と陽を実直にラップする。

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    Killing Mobの他のリリース
  • 法斎Beats

    法斎Beats プロフィール 奈良県出身。伝統工芸職人の家に生まれ、日頃から芸術に囲まれた環境下で育つ。16才でHip Hopに出会い、翌年からDJとしてのキャリアをスタート。 25才の折、Beat maker及びProducerとして"法斎Beats"の活動を始める。 2012年、13年と当時シーンでも話題になった般若ブログにも取り上げられ、奈良県在住のBeat Makerの存在を広く知らしめた。 以降は地元を中心にHI-KING TAKASEやSPARKEY等へ数多くの楽曲を提供し、1つの音の色を確立する一方で、県外の各エリアを代表するラッパー達、SURRY / Grand Bulled (2.Stairts 10.Peace maker feat.万寿&BAN)や仏師 / 漆黒の花 (11.気になるばかり feat.西村 早紀)への楽曲提供も行い、その高いBeat makingの能力は歌い手のタイプを問わず、各方面から確かな支持を得る。 近年では、KOK 2020 FINAL CHANPIONSHIP at 豊洲PITにて行われた"法斎Beats STAGE"へのバトルビート選出、奈良(富雄)のバーバーショップMariposa’s Barbershopとのコラボレーション作品"Mariposa’s Barbershop mix tape"の制作、映像作品の楽曲制作など、その活動は多岐に渡る。 現在は新しく自宅の一室を音楽スタジオとして造り"法斎Studio"として稼働するかたわら、自身の作品を1つずつ積み上げ、また新たなBeatを生み出している。

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    法斎Beatsの他のリリース

DGR RECORDS

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