鼻で息をしているうちに
だんだん日は暮れてゆくよ
カラスを踏んづけたかと思ったら
ビニール袋だった
君が今日も生きてたら
そりゃ最高だ
「ねえもう夕方だよ。」
通り沿いのこの部屋じゃ
窓を開けることもできない
望むことはそんなには
ないつもりではいるけれど
髪の毛を触っているうちに
みるみる寒くなってゆくね
静かに暮らしていたいだけでも
うまく行かないね
君はなんて言うのかな
「そりゃ自惚れよ。
ねえ、一緒にいるでしょう?」
通り沿いのこの部屋じゃ
窓を開けることもできない
誰か今の僕のこと
絵にでも描いてくれないか
鼻がつまってつまってしょうがない
鼻がつまってしょうがない
分かれ道に立ってた
見えなくなるまで
見送って さようならって
赤いライトが青に変わるまで
赤に変わるまで
通り沿いのこの部屋じゃ
なくても同じことなのか
今も僕は部屋の中
窓を開けることができない
- 作詞
工藤将也
- 作曲
工藤将也
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- ⚫︎
ガス・ガス・ガス
工藤将也
- 2
光のごちそう
工藤将也
- 3
寝台列車
工藤将也
- 4
バリア
工藤将也
- 5
マーキュリー
工藤将也
- 6
家
工藤将也
- 7
オデッセイ
工藤将也
- 8
カーレッジ
工藤将也
- 9
酔鯨
工藤将也
- 10
四つの窓
工藤将也
- 11
から騒ぎ
工藤将也
宅録作品の発表や弾き語り、バンド編成でのライブ活動を中心に行ってきたシンガーソングライター・工藤将也。
エンジニアに中村宗一郎(ピースミュージック)を迎え第二章の幕開けを告げる全編スタジオレコーディング、そしてバンド編成で制作した会心のニューアルバムが堂々完成!
日常の機微を抒情的にすくい上げていく切実な歌声と鮮やかな言葉の数々。そして、普遍的な強度を持ったポップセンスでもってしたためたピュアなメロディ。瑞々しくも圧倒的個性を持った詩情と歌心で紡ぐ全11曲。
アーティスト情報
工藤将也
1999年、東京都町田市生まれ。10代の頃よりバンド活動、そして自宅録音による楽曲を人知れず制作しはじめる。 キャッチーなメロディと切実な歌声、表情豊かな言葉の数々がユーモアとシニカルさを交えながら日常の機微を描き出す、ピュアで普遍的なフォーキー・ポップを奏でるシンガーソングライター。
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NEWFOLK