硝子戸の中のジャケット写真

歌詞

マーキュリー

工藤将也

それでもやっぱり君は僕のことを

時には思い出したりもするんだろうか

宇宙旅行の計画も頓挫して

変わらず僕は自転を繰り返してるよ

窓を壊して泳ぎ出す夢

流れ星に手を触れてしまうような

わずかな誤差で届かぬところへ

消えてしまう大切な何かを

柔らかな風のなか

歌うその歌は澄んだ水の中

寝転んだ君の影を

追いかけてゆくよあてのない世界で

かすかに聞こえる小さな物音が

最近どうにも気になって仕方ないよ

神経症的印象もしょうがない

感傷に浸ってるのが性に合うのさ

穏やかな時のなか

揺れながら回る愛の星の中

抱きしめてくれるだけの

昔から続く果てのない世界で

追いかけてる追われてる

問いかけてる問われてる

心の奥でずっと待ってる

待たれてる

晴れそうな空の下

自然と歩く速度も上がるような

手づかみで触れる日々は

ボヤけるけれどそのたびに笑顔で

飛び出してゆくよあてのない世界へ

  • 作詞

    工藤将也

  • 作曲

    工藤将也

硝子戸の中のジャケット写真

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宅録作品の発表や弾き語り、バンド編成でのライブ活動を中心に行ってきたシンガーソングライター・工藤将也。
エンジニアに中村宗一郎(ピースミュージック)を迎え第二章の幕開けを告げる全編スタジオレコーディング、そしてバンド編成で制作した会心のニューアルバムが堂々完成!
日常の機微を抒情的にすくい上げていく切実な歌声と鮮やかな言葉の数々。そして、普遍的な強度を持ったポップセンスでもってしたためたピュアなメロディ。瑞々しくも圧倒的個性を持った詩情と歌心で紡ぐ全11曲。

アーティスト情報

NEWFOLK

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