耳に残ってるだけの
歌を忘れるために聴く
散らかった部屋を片したら
機械に金を食べさせて
そしたら爪を切って
そのあとギターを持って
部屋に響く音を聞いて
今日は諦めよう
日本酒が確かあった
冷蔵庫に昨日の残り
二口で飲み干したら
残っていた歌も消えた
空っぽの瓶を持って
電柱みたいに突っ立ってた
伽藍堂の心に浸って
例え話のような夜を待ちわびてた
夢の話 目が覚めて
すぐ君が話してくれた
動き出す街の音に
耳を澄まして
飛行機が遠ざかって
パトカーのサイレンに変わる
思ってたよりもすぐに
あっさりとお前は消えた
空っぽの瓶を捨てて
電柱みたいに突っ立ってた
伽藍堂の心に浸ってる
場合じゃないほど俺はシラけていた
今日も変なリズムで鳴る心臓
お天道様に会釈したらさあ行こう
ってどこへ?
寝床へ
日本酒が確かあった
冷蔵庫に昨日の残り
二口で飲み干したら
残っていた歌も消えた
空っぽの瓶を持って
電柱みたいに突っ立ってた
伽藍堂の心に浸って
例え話のような夜を待ちわびてた
- 作詞
工藤将也
- 作曲
工藤将也
工藤将也 の“酔鯨”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
ガス・ガス・ガス
工藤将也
- 2
光のごちそう
工藤将也
- 3
寝台列車
工藤将也
- 4
バリア
工藤将也
- 5
マーキュリー
工藤将也
- 6
家
工藤将也
- 7
オデッセイ
工藤将也
- 8
カーレッジ
工藤将也
- ⚫︎
酔鯨
工藤将也
- 10
四つの窓
工藤将也
- 11
から騒ぎ
工藤将也
宅録作品の発表や弾き語り、バンド編成でのライブ活動を中心に行ってきたシンガーソングライター・工藤将也。
エンジニアに中村宗一郎(ピースミュージック)を迎え第二章の幕開けを告げる全編スタジオレコーディング、そしてバンド編成で制作した会心のニューアルバムが堂々完成!
日常の機微を抒情的にすくい上げていく切実な歌声と鮮やかな言葉の数々。そして、普遍的な強度を持ったポップセンスでもってしたためたピュアなメロディ。瑞々しくも圧倒的個性を持った詩情と歌心で紡ぐ全11曲。
アーティスト情報
工藤将也
1999年、東京都町田市生まれ。10代の頃よりバンド活動、そして自宅録音による楽曲を人知れず制作しはじめる。 キャッチーなメロディと切実な歌声、表情豊かな言葉の数々がユーモアとシニカルさを交えながら日常の機微を描き出す、ピュアで普遍的なフォーキー・ポップを奏でるシンガーソングライター。
工藤将也の他のリリース
NEWFOLK