Lyric

可愛いものは毒だよ やめなよと

みんなと同じものだけ集めて

嫌いなもの探して並べたら

あの娘が言うよ「平等じゃないね」

霞む目で私は私に尋ねる

(毎日)

「何もかも捨ててしまう勇気はある？」

(怖くて)

ぎゅっと唇を噛みしめた

もっと愛されたいと願って

真面目不真面目の線を

引いたときから臆病になった

もう戻るはずのない日々を

ひとつ抱え盾にして傷つかないように

君がこの手を離して いつかまたねと微笑む

何も言い返せずにうつむいた

塞いで目を閉じる

2人で明治通りを歩いてた

眠りが浅い日はうわの空

夜明けをながめては覚悟をしていた

(いつか)

このまま変わらずに星が消えるころ

(気づくと)

ふっといなくなるってわかっていた

きっと赤から青に染まった

それまであった生活は

憧れには見えないけど

なぜなんでもないこの日々を

愛しいと思えるんだ？

卒業しなくちゃ

君がこの手を離して いつかまたねと微笑む

さよならできないままアルバムをめくって泣いた

それぞれがおさがりを脱いで

かけがえのない坂道登ってく

まるで陽があたる場所

みつけようとする花みたい

ずっと愛されたいと願った

放課後の教室 窓から見てた夢

待って 鮮やかに輝いた

失くしたはずの未来

遠くに見えた光

まだ今なら間にあいそうで

明日(あす)を見つめて走った

君が振り向いた

だからこの手を離して いつかまたねと微笑む

思わず溢れた

言葉に笑った

今までありがとうって

手を振ったんだ