月の繭のジャケット写真

歌詞

月の繭

Manaca

ガラス越しの月光が 君の瞼を銀に染める

本棚の影で すれ違う指先

「今夜は特に」と 言葉を濁す

地球の傾きが 運んだ奇跡

雲の切れ間に 零れる星の光

同じ方角 見上げてたと知る

沈黙の波長 重なるたび

心の海に 潮が満ちる

月が紡ぐ繭の中 二人はまださなぎ

光の糸で 未来を綴ろう

千年前のクレーターさえ 愛の証だと

宇宙に浮かぶ この夜を抱きしめて

冬の吐息で 曇る窓に

指で描く 消えないハート

朝刊の隅 天気図のように

君の機嫌を 読む練習

街の喧騒 ローパスフィルター

月明りだけ 通すこの関係

潮の満ち引き 呼吸のよう

近づいては 遠のくリズム

月が紡ぐ繭の中 時間は蜜の速度

傷ついた羽根も 癒える場所

クレーターの影 模様をなぞり

永遠の地図を 掌で分かち合う

今は施設の庭先

車椅子並べて見上げる

「あの夜の月 今も同じ」

錆びた声で 笑う未来形

月が紡ぐ繭の中 宇宙の子守唄

重力超え ふわり舞う愛

クレーターさえ 優しいまぶた

光年を越え この手を握る

「月が綺麗だね」の続きを

唇で紡ぐ 無重力のKiss

天文学的な この確率を

君と数える 永遠のアリア

  • 作詞者

    Manaca

  • 作曲者

    Manaca

  • プロデューサー

    Manaca

  • サンプリング元のアーティスト

    Manaca

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    月の繭

    Manaca

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