歌詞

そして世界は

それを気にもとめず

「君が去った」

事実だけを受け入れた

私の一部は

いつの間にか消えて

空いたその場所を

風が優しく撫でていく

この夜の向こうで

どこかで逢えますか？

何にもなれないままでも

夜がこの暗闇を抱いた

君の涙が見えないように

ほら？一瞬の冗談でも

君を笑わせたい私はおどけた

太陽になれなくて

月にもなれなかった

世界の何処にだって

居るべき場所がなかったようで

歩き疲れた

この寒い夜の中

何処へ行けたなら

君の笑顔に逢えただろうか？

そしていつかの歌だけをたよりに

パレードの跡を追いかけた

まだ朝の光は遠く その存在さえ疑い

星がこんなに綺麗なことを

闇は無言で風に託してた

街の灯りが消えた夜も

電話越しに「大丈夫だ」と

叫ぶあなたの強い愛は

絶えず生き続けている

今はまだ朝の光は遠く

その存在さえ疑い

星がこんなに綺麗なことを

闇は無言で風に託してた