歌詞

浜辺の松に　風が鳴る

しおかぜ運ぶ　柚子の香よ

見おろす海に　雲ひとつ

ふるさと想う　岬道

天神岬で　涙ふく

ゆれる心に　山の風

かがやく明日を　信じたい

夢をつなぐよ　ふくのしま

木戸川そばに　鮭が跳ね

語らう人の　声優し

ダムに向かえば　月かかり

いにしえ映す　水の面

天神岬の　すいとんは

にじむぬくもり　母の味

春を待ってる　ふるさとに

希望あふれる　夜が来る

忘れぬ景色　胸のなか

天神岬は　帰る場所

静かな朝に　陽がさして

岬の風に　夢ひらく

旅立つ背中　押すように

潮のかおりが　歌になる

天神岬に　灯る火を

消さずに今日も　歩き出す

未来へ続く　この道を

ゆずることなく　生きてゆく

天神岬で　涙ふく

ゆれる心に　海の風

かがやく明日を　信じたい

夢をつなぐよ　ふくのしま