

駅を出て 人波を抜けて
いつもの道を歩く
並んでいたはずの影は
今はひとつだけ
他愛ない話で
笑っていたはずなのに
何を話したかより
隣にいたことが残ってる
何も言わなくても
分かり合えた気がして
大事な言葉ほど
後回しにしてた
帰り道だけが覚えてる
君の歩く速さも
少し寒いって言って
袖を引いたことも
忘れたふりをしても
ちゃんと残ってるんだ
僕よりずっと
正直に
信号待ち 沈黙の中で
空だけ見上げてた
あの時感じた温度を
今も思い出せる
変わらない景色ほど
胸を締めつけて
変わってしまったのは
僕らだけみたいだ
大丈夫だよって
簡単に言えたら
違う未来も
あったのかな
帰り道だけが覚えてる
君の声の高さも
何気なく触れた
その一瞬さえ
時間が経つほどに
色を失くすのに
この想いだけ
消えてくれない
思い出はいつも
優しすぎて
前に進むことを
少しだけ
遅らせる
帰り道だけが覚えてる
二人の距離感も
言えなかった言葉が
増えていったことも
もう戻れないって
分かっているから
せめてこの道が
覚えててくれればいい
街灯が
ひとつ消えて
夜が
深くなった
- 作詞者
GREYLINE
- 作曲者
GREYLINE
- プロデューサー
GREYLINE
- ボーカル
GREYLINE

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
夜の始まり
GREYLINE
- 2
消しては打って
GREYLINE
- ⚫︎
帰り道だけが覚えてる
GREYLINE
- 4
言えなかったままで
GREYLINE
- 5
カーテン越しの街灯
GREYLINE
- 6
もういないはずなのに
GREYLINE
- 7
返信は来ない
GREYLINE
- 8
コーヒーが冷めるまで
GREYLINE
- 9
沈黙も愛だった
GREYLINE
- 10
抱えて歩いていく
GREYLINE
- 11
明け方のコンビニ
GREYLINE
アーティスト情報
GREYLINE
GRΛYLINEは、3人組の男性バンド。 顔や個人像を前面に出さず、音楽と“状態”だけを提示するプロジェクトとして活動している。 作品ごとに声の距離や温度が変わるのが特徴で、 それはキャラクターの変化ではなく、 感情やフェーズによって声の位置が変わるという考え方に基づいている。 内省的な夜を描いた『言えなかったままで』、 日常を肯定する『Clear Days』、 そして身体が先に動く『MOVE FIRST』。 GRΛYLINEは、 考え、立ち止まり、動き出す?? そのすべてを同じ時間軸の中で鳴らし続けている。 姿はシルエットのまま、 音だけが前に進む。