Lyric

ミミズの書いたような

文字の羅列

急いでいたのでしょう

どうやら今夜は一人ご飯らしい

叩き付ける雨の音は

快いBGM

あじさいは濡れて

よりいっそう輝きを増す

今夜は当然月もないし

灯りを消せば真っ暗な夢の中

フラフラしてないで

さっさと帰っておいで

疲れた足は投げ出して

カーテンを揺らす風と

強さを増してく雨音

ぼんやり窓の外を眺めてる

色とりどりの傘が行き交う歩道橋

うなり続ける雲の色は

どんな名画にも優る色彩

雨の日に憂鬱なのは

気持ち次第でどうにかなるって

誰の言葉だったけ

今夜はTVも面白くないし

灯りを消して深い眠りの中

途切れず道をたたく雨の音は

眠りへ誘う子守唄

どんなに疲れてても眠れない夜を

あなたは楽しめますか

どんな言い訳も今は捨てて

心を落ち着けなさい

今夜は当然月もないし

灯りを消せば真っ暗な夢の中

目が覚めればきれいな紫陽花の色が

まず最初に飛び込むでしょう