Lyric

月灯りの下狂おしい絶望が 理性を蝕む

遺した傷痕と剥がれ落ちた瘡蓋だけが

綺麗には塞がれない

離さず掴んで

救い求めた

ただ 縋るように

その僅かな燈火を

見失いたくなくて

闇の中 彷徨い続けた

でも 慥かな憧憬を

灯りが導いていくから

梦の果てに 光が差す明日へ

生きとし生けるもの

命の儚さを憂い

十字架を背負うカルマ

いばら道を撰べる奴なら

地獄でも嗤えるさ

光が差す裏で影が落つ

苦しみの螺旋は消えやしない

背中 自ら押せるのなら

どこまでも どこまでも

挫けない

悪夢の底で もがき苦しんだ

愚かな自分を 恨まずに居て

ここが地獄でも 共に歩こう

ただ 祈るように

その僅かな燈火を

見失いたくなくて

闇の中 彷徨い続けた

でも 確かな願いならば

忘れる筈ないから

虞れは無い 強さこの手の中で

梦の果てに 光が差す明日へ