

乾いた舗道は鬱屈と熱を逃してはくれなくて
押しボタン式の信号機は理由だけ置き去りに
汗ばんだシャツは乾かないまま
浅い呼吸を繰り返す
伸びた影だけがまとわりついて
息が詰まる そんな
追いつけないことよりも
気づいてしまったこと
窓の外、季節が動く
君は笑っていた
風に運ばれた煙が
僕の鼻先をくすぐって
いつかの君の後ろ姿を
思い出してしまうな
触れられた気がしたけど
振り向いても誰もいなくて
遠くでまた誰かが呼んでも
返事はまだ言えないや
乾いた風は隙間を探して僕のポケットへ
白くなる息を数えながらかける言葉が舞ってゆく
街の灯りが消える頃
気配が薄れていくこと
少しずつズレる歩幅と
ぼやけた距離の輪郭が滲む
追いつけないまま日々は重なっていく
同じ景色、季節が変わる
僕は笑えてた?
風に運ばれた煙が
瞳の奥に滲んで
いつかの君の後ろ姿
思い出す回数も
気づかないフリをしたこと
振り向かなくなったこと
遠くでまだ誰かが呼んでる
呼んでる
変わらないものを探して
グシャグシャのポケットを握った
君のいない春につける名前は
まだ見つからない
うまく笑えなくなったって
そのままの歩幅で向かって
風に運ばれた煙が
僕の背中を
押すよ
- 作詞者
jellyfish
- 作曲者
jellyfish
- プロデューサー
jellyfish
- ギター
jellyfish
- ベースギター
jellyfish
- ドラム
jellyfish
- ボーカル
jellyfish

jellyfish の“君の街から”を
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- ⚫︎
君の街から
jellyfish
- 2
平凡な生活を写す
jellyfish
卒業を迎える仲間へ向けて制作された楽曲。
共に過ごした時間や、言葉にしきれなかった感情を音に落とし込んだ。それぞれの道へ進んでいく中で、ふと立ち止まったときに思い出せるような二曲。
アーティスト情報
jellyfish
愛知県の大学軽音サークルをきっかけに結成。 オルタナティブ/エモを基盤に、浮遊感のあるサウンドと繊細なメロディで楽曲を制作。 日常の中にある曖昧な感情や揺らぎを、静けさと熱量のコントラストで描く。 水の中を漂うような空気感が特徴。