

ああ
まだ少しだけ
夏の匂いがした
ぬるい炭酸を持ったまま
駅前の影に立ってた
君は笑うのが上手くて
私は何も言えなかった
濡れた前髪を直すふりで
目をそらした午後七時
コンビニの明かりだけが
やけに白くて眩しかった
好きって言葉にしたら
全部こわれそうで
冗談みたいに笑って
また一歩だけ離れた
夕立ちのあと
君の名前を呼ばないまま
青い信号だけ渡って
夏が少し遠くなった
さよならじゃない顔で
手を振るのが下手だった
制服に残った雨の匂い
まだ消えないまま
既読のつかない画面だけ
何度も明るくしてしまう
別に待ってないよなんて
誰にも聞かれてないのに
イヤホンから流れる曲が
知らない街みたいだった
君が好きそうなフレーズで
少しだけ息が止まった
戻りたいわけじゃない
たぶん嘘じゃないけど
あの日の私だけが
まだホームに立ってる
夕立ちのあと
君の名前を呼べないまま
濡れたスニーカーの先で
夏を少し蹴飛ばした
忘れたふりをして
ちゃんと傷ついていた
言えなかった一言だけ
胸の奥で光ってる
大人になったら
平気になるかな
こんな夜も
笑って話せるかな
でも今はまだ
窓の外の雨に
君の声を
探してしまうよ
夕立ちのあと
君の名前を呼ばないまま
青い信号だけ渡って
夏が少し遠くなった
さよならじゃない顔で
手を振るのが下手だった
制服に残った雨の匂い
まだ消えないまま
ああ
まだ少しだけ
君の匂いがした
- Lyricist
HIKARI
- Composer
HIKARI
- Producer
HIKARI
- Vocals
HIKARI
- Songwriter
HIKARI

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The Edge of Summer
HIKARI