Lyric

硝子は空の青を閉じ込めてる

雲は白んで記憶みたいだ

言葉にすればきっと遠のいてく

君の憂いは描き出すから

すれ違っていくんだ

すれ違っていくんだ

硝子に君の顔を重ねてみる

声が残って浮かぶ気がした

眩しい夜も全部吸い込まれる

溶けた瞳を封じ込めたら

って思ってしまうな

って思ってしまうな

いつかを誘うような頬の温度で

ほぐれていく その隙間が

レンズに映るみたい

日々の温もり柔らかい光

焼き付けばいいのに

渚が僕の声を追い越してく

真夏の匂いと透けた吐息の音

言葉はいつも鏡 ただ

嘯く台詞は言葉足らずで

見失ったみたいだ

見失ったみたいだ

見失ったみたいだ

明日に縋るような その唇を

切り取ってその隙間に

チャイムが残るみたい

日々の移ろい　変わらない光

とけあえるみたいに

とけあえるみたいに