歌詞

ときはいつしか　あのころにつづく

あざやかなそら　においたつかぜと

そしてうたってくれた　あのうたを

もういちどだけ　あなたにあいたい

ひごとよごとに　つのるおもいは

わたしのなかで　ほのかにゆれる

だかれるように　ねむりつくけど

あさのなみだが　まちかまえているだけ

あなたのうたを　わたしがうたっても

ほそくさびしく　きこえてくるだけ

じんちょうげなら　そろそろさくころ

もういちどだけ　きかせてくださいませんか

ときのあとみち　ふりかえってみても

おちたこいばな　むざんにひろがる

きれいにかたどる　おもいでもいい

それがわたしの　いきるすべならば

ふとてをとめて　このてをながめる

あいしたひとのながこぼれる

つつみこまれて　ここまできたけど

きざまれたきず　それはあわれなひび

あなたのうたを　わたしがうたっても

ほそくさびしく　きこえてくるだけ

じんちょうげなら　そろそろさくころ

もういちどだけ　きかせてください　もういちどだけ