

静かな世界のはざまで
呼吸だけが揺れている
壊れた日々の欠片を踏みしめて
まだ歩けるか 確かめるように
誰の声も届かない
でも静寂の奥で
微かな光が 胸を叩いた
ここは静寂の庭
止まった時間に咲いた希望
涙をこぼさなくても
私は 生きていた
閉じた心に触れた風が
過去をそっと撫でて溶かす
痛みも愛も区別できなくて
それでも失くせなかったもの
聞こえないはずの声が
胸の奥で呼んでる
「まだ終わってない」と
ここは静寂の庭
名前のない花が揺れている
壊れた翼のままで
私は 息をした
絶望の中で抱えていた
小さな光のことを
初めて許せた
初めて抱きしめた
静寂の庭で 私は芽吹いた
涙のあとに 光が差す
声にならない祈りさえ
未来へ伸びていく
——沈黙が光になる。
それが 私の始まり。
- 作詞者
NAGISA
- 作曲者
NAGISA
- プロデューサー
NAGISA
- ボーカル
NAGISA

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Static Garden「静寂の庭」 (オリジナルver)
NAGISA
壊れすぎた心が、ようやく静かに息をする。
言い訳も、強がりも、涙さえもいらない。
ただ“生きている”という事実だけが、そっと胸に灯る。
《Static Garden(静寂の庭)》は、完全な孤独の中で見つかった“最後の希望”を描く楽曲。
痛みと向き合うのではなく、抱きしめたまま前へ進むNAGISAの姿を、
静寂のピアノとミニマルなアンビエントが優しく照らし出す。
沈黙は終わりではなく——光の始まり。
涙がなくても、生きている。



