Lyric

地球の匂いが消えたホームで

あの日乗った特急のメロディ

君は今どこに

僕はまだここに

窓の外だらり

流れるみたい

遠くなった互いの心

ヒビが痛い

カレンダーの空白

減っていくアルバム

去年君と買った服をまだ着ている

「無理をしないでね」

そんなのいらなかった

ついてきなよ って強さがあったなら

それこそが君を

安らかに照らす

優しさだったのかもしれないね

慌てて嫌いなところ探して

結局好きだったは超えられず

情けなく点滅するランプ

広くなった部屋で眠りに落ちる

「何かあったら連絡して」

平気な顔で言い放って

その横顔 髪の間

差し込む太陽が今

パタンと閉まった

暗がりが落ちた

できることならずっと2人で

頑張ろうとして空回って

もう何もできなかった

君が去ってくことも

わかっていたから

微妙だねって途中で閉じた映画

続きをつけたら君も戻ってくるかな

忘れてしまいたい

壊してしまいたい

夢の中で名前を呼ばれて

戻れない未来を描いてしまうよ

見知らぬ人よりも会えない距離に向かって

グラグラのまま変わる毎日に

特別も次第に薄れていた

どこかしら違うとこあっても

なんとなく続いていくんだと思ってた

何かがあるたびに君を

また思い出してしまうよ

してあげられなかったこと

涙を流した夜を

振り返りきれない

過去で満ちた

この場所はもう捨てていくよ

残った君の香りはきっと

この先も消えないまま

後悔もいつかは

できることならずっと2人で

近づくほど遠くなって

もう何もできなかった

君の些細な移ろいも

僕が腐っていくありさまも

君が去っていくことも

わかっていたから