Lyric

誰かのルールで塗りつぶされた

カレンダーの中に生きている

夢の残り香をポケットにしまって

「現実」という名前で誤魔化した

気づけば笑うことにも

マニュアルがあるみたいで

大人になっても　自由になれなかった

誰かの期待に縛られて

「幸せそう」と言われるたびに

息が詰まりそうになる

心の鍵を開ける勇気を

今もまだ探している

便利な言葉で隠した孤独

笑顔の裏で迷ってる

「我慢すればいい」と教えられて

本音を置き去りにしてきた

夢を語るほど痛くなる

そんな時代のせいにして

大人になっても　自由になれなかった

強く見せることが防衛線

「普通でいい」と言いながら

本当は空を飛びたかった

心の檻を壊す勇気を

今もまだ試している

他人の目を外せたら

どんな景色が見えるだろう

失くしたはずの自分が

手を伸ばしてる

大人になっても　自由になれなかった

でもね、それでも構わない

縛られた日々の中にも

小さな真実が光る

誰のものでもない人生を

今、取り戻しに行く