Lyric

見慣れた朝に初めまして

望み通り行くあてもないや

こびりついたあなたの色

なまじ忘れらんないまま

束ねた日々に水やりして

重くなるばかり何も咲かないのに

少しずつ遠のいてゆく

いまだどうにもなんないまま

大概は残骸でリタイヤも

あー痛いや

心奥の余白満たす駄作

足りないや

踊らぬ亀が空を舞うように

地を這う雲に触れるように

沈まぬ月が息を吐くように

あなたがそこにいるはずもないのに

触れて、溶けて、落ちた温度に

明日も明日も今日を託すの！

今もそこに見えるあなたに

夢の中でまた会えたなら。

漂っていくんだっけ？

ゆらりゆれてくんだっけ？

どうにも思い出せないや

あなたに出会う前の全て

辿ってなぞっていくけど

どこにでもかけらがあって

それが今は刃になって

蝕む心が痛いや

Mayday Mayday

味のない痣になる日々に

意味一つ尋ね探し同じ繰り返し

咲きゆく花が歩き出すように

凍える海が枯れるように

落ちゆく蝶が騒ぎ出すように

あなたがそこにいるはずもないのに

触れて、溶けて、落ちた温度に

明日も明日も全て託すの！

今もそこに見えるあなたに

夢の中でまた会えたなら。

望みの彼方行くあてがあるなら

残りの今日も引き連れて行こう。

そしたら目が覚めるたびの涙も

全て全て、星になるでしょう。

頭の隅にある一つの答え

馬鹿げた最後の私の砦で

次来る朝は、素敵な夢の中

きっと、きっと、これは「希望」だ。