

雨がしとしと降り続いてる日や
足りないものばかり目に余るとき
寂しい夜に一人でいる部屋で
おなかの虫が騒ぎ立てる夜中
鍋を火にかけて
ひと煮立ちしたら
塩をひとつまみ
沸いては消える泡
帰り道の足が重たい火曜
観たいものが見つからない水曜
お知らせしか届いてこない木曜
街の明かりが眩しすぎる金曜
開けてみてもなんにもない
冷蔵庫の中
笑い飛ばしても
へそで茶は沸かせないよ もう!
捨てる神あれば
拾う神もいる でも
さようなら あなた
もう会えない人
沸いては消える泡
牧野容也 Vocal&Guitar
谷口雄 Guitar
カナミネケイタロウ Guitar
あだち麗三郎 Guitar
- 作詞者
牧野容也
- 作曲者
牧野容也

牧野容也 の“キッチン”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
むすんでひらいて
牧野容也
- 2
パレードwithわがつま
牧野容也
- 3
線
牧野容也
- ⚫︎
キッチン
牧野容也
- 5
偏西風
牧野容也
- 6
駆けるwith浮
牧野容也
- 7
ことば
牧野容也
- 8
雷
牧野容也
2022年「the Odyssey」2023年「City」に次ぐ
「旅立ち」シリーズ三部作の最終章「Familiar」
親しみやすい、慣れ親しんだ、などの意味を持つタイトルの通り、
暮らしに溶け込み、何度でも味わえる名盤が誕生。
ボーカルにわがつまを迎え、出生の祝祭を描いた「パレード」、
ボーカルに浮、バイオリンにcolloid、たゆたうのイガキアキコをフィーチャーし、
成長するとは移動すること、と説く「駆ける」
苦境の中懸命に生きる人々を克明に写した「雷」
生のもつあらゆる側面を見守り、寄り添い、映し出した全8曲。
波長の合う仲間たちと共に創り上げた、牧野容也の集大成。
アーティスト情報
牧野容也
1984年7月31日生まれ、愛知県名古屋市出身・山梨県在住。 音楽家、シンガーソングライター、ギタリスト。3児の父で早起きが得意。 10代からギターを始め、20代より小鳥美術館、Hei Tanaka、GUIROなど様々なバンドに参加。 2021年、生活の場を名古屋から山梨へと移し、同年よりシンガーソングライターとしての活動を本格化。 翌年には自身のレーベル「Hippo Label」を立ち上げ、 2022年から3年連続でオリジナルアルバムをリリースするなど、コンスタントな創作を続けている。 2024年に発表した3rdアルバム『Familiar』では、家族や日常の記憶、生きることの肯定をテーマに、 ギタリストとしての音楽的緻密さと、シンガーソングライターとしてのまなざしが融合。 2024/12/10渋谷WWWでの単独リリースライブでは、映像・照明・演出含めた総合的な表現を成功させた。 弾き語りからバンドセット、デュオスタイルなど幅広いスタイルでライブを展開。 全国各地を旅しながら、人との出会いや土地の空気を音に変えるように、ライブ活動やツアーを行っている。 また、自身のポッドキャスト番組では、2024年にはラジオの枠を飛び出し、 ライブ・飲食・物販を合わせたイベントも展開した。 “ギターを弾く”ことを起点に、「うた」と「ことば」と「ひと」との交差点を 軽やかに横断する音楽家である。
牧野容也の他のリリース
Hippo label