ひび割れた窓に映る 青白い頬をなぞる
行き場をなくした呟き 漂っている
頬杖をつきまどろむ 帳が夜を運ぶ
見慣れた毎日を焦がす退屈が くすぶっている
投げ出した匙の行方 醒めないあの日の夢
鳴きだす夜風になびく髪が 夜に溶けてゆく
鍵のないドアが開く 食べかけのパンが落ちる
差し伸べた手と触れる指が 絡まっているよ
癒えることのない渇き 枯れることのない泉
流れる涙は 落ちるままに 戻ってゆく
東からさす朝焼け 飛び立つつぐみの群れ
駆け続けること ただそれこそが 景色を変える
- 作詞
牧野容也
- 作曲
牧野容也
牧野容也 の“駆けるwith浮”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
むすんでひらいて
牧野容也
- 2
パレードwithわがつま
牧野容也
- 3
線
牧野容也
- 4
キッチン
牧野容也
- 5
偏西風
牧野容也
- ⚫︎
駆けるwith浮
牧野容也
- 7
ことば
牧野容也
- 8
雷
牧野容也
2022年「the Odyssey」2023年「City」に次ぐ
「旅立ち」シリーズ三部作の最終章「Familiar」
親しみやすい、慣れ親しんだ、などの意味を持つタイトルの通り、
暮らしに溶け込み、何度でも味わえる名盤が誕生。
ボーカルにわがつまを迎え、出生の祝祭を描いた「パレード」、
ボーカルに浮、バイオリンにcolloid、たゆたうのイガキアキコをフィーチャーし、
成長するとは移動すること、と説く「駆ける」
苦境の中懸命に生きる人々を克明に写した「雷」
生のもつあらゆる側面を見守り、寄り添い、映し出した全8曲。
波長の合う仲間たちと共に創り上げた、牧野容也の集大成。
アーティスト情報
牧野容也
牧野容也(masaya makino) シンガーソングライター、ギタリスト。 20代より名古屋にて音楽活動を開始、ギタリストとして小鳥美術館、Hei Tanaka、 GUIROなどのバンドに参加し活動の幅を広げる。 2021年よりシンガーソングライターとしての活動を始め、2022年「the Odyssey」、 2023年「City」、2024年「Familiar」と3年続けてオリジナルアルバムをリリース。 バンドセット、弾き語りでのツアーも精力的に行う。 バリエーション豊かなギターと穏やかな歌声から映し出す世界は 暮らしに溶け込みながら、短い旅へと連れ出してくれる。 ライブではスベりつつもクスッと笑える独特のMCにも定評がある。 三児の父でもある。
牧野容也の他のリリース
Hippo label