Familiarのジャケット写真

歌詞

駆けるwith浮

牧野容也

ひび割れた窓に映る 青白い頬をなぞる

行き場をなくした呟き 漂っている

頬杖をつきまどろむ 帳が夜を運ぶ

見慣れた毎日を焦がす退屈が くすぶっている

投げ出した匙の行方 醒めないあの日の夢

鳴きだす夜風になびく髪が 夜に溶けてゆく

鍵のないドアが開く 食べかけのパンが落ちる

差し伸べた手と触れる指が 絡まっているよ

癒えることのない渇き 枯れることのない泉

流れる涙は 落ちるままに 戻ってゆく

東からさす朝焼け 飛び立つつぐみの群れ

駆け続けること ただそれこそが 景色を変える

  • 作詞者

    牧野容也

  • 作曲者

    牧野容也

Familiarのジャケット写真

牧野容也 の“駆けるwith浮”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

2022年「the Odyssey」2023年「City」に次ぐ
「旅立ち」シリーズ三部作の最終章「Familiar」
親しみやすい、慣れ親しんだ、などの意味を持つタイトルの通り、
暮らしに溶け込み、何度でも味わえる名盤が誕生。
ボーカルにわがつまを迎え、出生の祝祭を描いた「パレード」、
ボーカルに浮、バイオリンにcolloid、たゆたうのイガキアキコをフィーチャーし、
成長するとは移動すること、と説く「駆ける」
苦境の中懸命に生きる人々を克明に写した「雷」
生のもつあらゆる側面を見守り、寄り添い、映し出した全8曲。
波長の合う仲間たちと共に創り上げた、牧野容也の集大成。

アーティスト情報

  • 牧野容也

    1984年7月31日生まれ、愛知県名古屋市出身・山梨県在住。 音楽家、シンガーソングライター、ギタリスト。3児の父で早起きが得意。 10代からギターを始め、20代より小鳥美術館、Hei Tanaka、GUIROなど様々なバンドに参加。 2021年、生活の場を名古屋から山梨へと移し、同年よりシンガーソングライターとしての活動を本格化。 翌年には自身のレーベル「Hippo Label」を立ち上げ、 2022年から3年連続でオリジナルアルバムをリリースするなど、コンスタントな創作を続けている。 2024年に発表した3rdアルバム『Familiar』では、家族や日常の記憶、生きることの肯定をテーマに、 ギタリストとしての音楽的緻密さと、シンガーソングライターとしてのまなざしが融合。 2024/12/10渋谷WWWでの単独リリースライブでは、映像・照明・演出含めた総合的な表現を成功させた。 弾き語りからバンドセット、デュオスタイルなど幅広いスタイルでライブを展開。 全国各地を旅しながら、人との出会いや土地の空気を音に変えるように、ライブ活動やツアーを行っている。 また、自身のポッドキャスト番組では、2024年にはラジオの枠を飛び出し、 ライブ・飲食・物販を合わせたイベントも展開した。 “ギターを弾く”ことを起点に、「うた」と「ことば」と「ひと」との交差点を 軽やかに横断する音楽家である。

    アーティストページへ


    牧野容也の他のリリース

Hippo label

"