波紋のジャケット写真

歌詞

やさしい嘘

Code:Ripple

Ah

カーテンの隙間が 昨日と同じ朝を連れてきた

変わったバランスと 変わらない「おはよう」

既読のついた画面 繰り返させるいつものやりとり

いつも以上に普通すぎる日常が

真実に仮面を被せて踊らせる

知らないふりが こんなに上手だったなんて

自分でも少し 驚いている

どちらからともなく始めた 喜劇が

悲劇を やさしく包み込んでる

何も知らないふりして

仮面をつけたまま微笑んで

ひとつも間違ってないような

ステップで今日をなぞる

優しさって 残酷だね

本当を隠して守るなんて

バレないように踊ってる

“もしも”を閉じ込めたままで

玄関の扉が 昨日と同じ朝に連れだした

戻らない現実と 変わらない風景

助走をつけた斜面 繰り返されるいつもの坂道

いつも以上に普通すぎる日常が

真実に仮面を被せて踊らせる

気づかれないようにって

思うほど苦しくなるから

平気なふりの行間に

言えなかった言葉がひそんでる

何も聞かないふりして

仮面をつけたまま微笑んで

きっと間違ってないはずと

決めつけて今日をなぞる

優しさって 臆病だね

正しさを選ぶことなんて

言い訳に踊らされて

“もしも”に鍵をかけたままで

踊り慣れたステップが

こなれた嘘を隠してる

誰にも見えない仮面の奥

ほんの少し 雫を落として

何も知らないふりして

仮面をつけたまま微笑んで

ひとつも間違ってないような

ステップで今日をなぞる

優しさって 残酷だね

本当を隠して守るなんて

バレないように踊ってる

“もしも”を閉じ込めたままで

繰り返すステップのなかで

息をひそめて踊ってる

いつか終わるはずだったこの夜が

朝にならないまま

心の奥でずっと

「だいじょうぶ」を演じながら

崩れないように祈ってる

“もしも”を閉じ込めたままで

笑い方も忘れたまま

こなれた顔で踊ってる

同じようで どこか違う朝に

気づかないふりをして

平気そうな横顔だけ

崩れかけても崩せなくて

引き攣ったままの笑顔で

“もしも”を閉じ込めたままで

  • 作詞者

    イチ

  • 作曲者

    イチ

  • プロデューサー

    イチ

  • ギター

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  • ベースギター

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  • ドラム

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  • ボーカル

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アーティスト情報

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