まだ夏なのに / STILL SUMMERのジャケット写真

歌詞

まだ夏なのに / STILL SUMMER

Beam_steez

終わりが近づく夏は

まだここにあるはずなのに

なぜだろう

昨日のことさえ

遠い日のように感じる

風が少しだけ

次の季節を連れてきた

照りつけていた日差しも

少しずつ影を伸ばして

騒がしかった蝉の声も

いつの間にか遠くなった

はしゃいで走った水辺

濡れたまま笑う君

熱い日差しを和らげる

水しぶきが空へ舞う

小さな光の粒でさえ

君の笑顔を際立たせて

眩しくて

目を細めたのは

太陽のせいだけじゃなかった

終わりを知れば

その瞬間から

時間は少しずつ

思い出に変わってゆく

この切なさの中で

僕は誰を想うのだろう

答えを探す前に

浮かんでいたのは――

まだ夏なのに

もう君が懐かしい

こんなに近くで

笑っているのに

僕らが重ねていく時を

この夏の眩しさが色づけているね

はしゃいで過ごした輝きは

そんなに遠くないはずなのに

なぜだろう

胸の奥が

少しだけ切なくなる

夕凪の街を歩けば

長く伸びた二つの影

くだらない話をしながら

帰り道を遠回りした

永遠なんてないことを

僕らはもう知っている

だからこそ何でもない今日が

こんなにも愛しくなる

花火が消えた夜空にも

光はしばらく残るように

過ぎてゆく時間だって

きっと消えてしまうんじゃない

僕らの中で

形を変えながら

これからを照らしてゆく

夏が眩しかったんじゃない

君がそこにいたから

あの日差しも

あの水しぶきも

何気ない夕暮れさえ

僕には

輝いて見えたんだ

まだ夏なのに

もう君が懐かしい

触れられる距離に

まだ君はいるのに

終わりを知ったその瞬間

今日という日が色づき始める

戻れないから美しいなら

この切なさも抱いてゆこう

夏の終わりは

何かを失うことじゃない

僕らが生きた時間を

未来へ渡すこと

いつか

今日よりずっと

遠い場所で

違う景色を

見ていたとしても

ふと吹いた風に

夏の匂いを感じたら

きっと思い出すだろう

水しぶきの向こうで

笑っていた君を

あの日の僕らを

そして

あの日にはまだ知らなかった

これからの僕らを

終わってゆくから

始められるものがある

離れてゆく季節が

教えてくれる

思い出は

戻るためにあるんじゃない

迷った未来で

僕らを照らすためにある

まだ夏なのに

もう君が懐かしい

だけど今なら

少しわかる気がする

僕らが重ねていく時を

いくつもの季節が色づけてゆく

はしゃいで過ごしたあの輝きも

今日感じているこの切なさも

全部連れて

歩いてゆこう

夏が終わっても

僕らまで終わるわけじゃない

今日が思い出に変わるなら

その思い出で

明日を描けばいい

蜩の声が

夕暮れに溶けてゆく

夏はまだ

ここにいる

君もまだ

ここにいる

だからもう少しだけ

この空を

見ていよう

いつか懐かしくなる

今日の僕らを

未来の僕らが

笑って思い出せるように

夏が終わる

そしてまた

僕らの季節が

始まってゆく

  • 作詞者

    Beam_steez

  • 作曲者

    Beam_steez

  • プロデューサー

    Beam_steez

  • プログラミング

    Beam_steez

まだ夏なのに / STILL SUMMERのジャケット写真

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    まだ夏なのに / STILL SUMMER

    Beam_steez

夏はまだ終わっていない。
それなのに、なぜかもう懐かしい。

『まだ夏なのに / STILL SUMMER』は、夏の終わりに訪れる不思議な切なさを描いた楽曲。

眩しい日差し、水しぶき、蝉の声、夕暮れ、そして隣で笑っていた君。

つい昨日のことなのに、季節の終わりを感じた瞬間、その時間は少しずつ思い出へと変わっていく。

けれど、過ぎていく時間は失われるだけではない。

あの日の眩しさも、胸に残る切なさも、これから歩いていく未来を色づけていく。

夏の終わりから、新しい季節へ。

「まだ夏なのに、もう君が懐かしい。」

現在と記憶の境界に生まれる感情を描いた、切なくも未来へ向かうサマー・ノスタルジア。

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