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タイトル曲
【霧の花】
馬籠で産まれ、ここで育ち、暖簾を継ぐことに何の疑いもなく励んだ日々。気が付けば私の三十路も早や半ばを過ぎようとしています。思えば、ゆっくり花を愛でる暇(いとま)も無かったと、こんな時、出逢った貴方が一生分の春のようでした。でも、少し陰のある優しさに包まれた日は、その幸せは短か過ぎた。濃い霧が辺りを閉ざした夜、思い切り女を咲かせて、私の恋は散りました激しくて、儚くて、霧の中幻のように咲いた一夜限りの花でした。(by Kouko Takabayashi)
【さいなら】
もう、今日で最後にしょうか?突然切り出したあんた。冗談が好きな人だから、又?何言ってるのよ、と私は笑って返した。でも、瞬間曇ったあんたの顔が本気の別れを告げている。泣きそうになるのを必死で我慢する私の頬に、ちょっと触れてさいなら!とあんたは消えた。訳も言わず、謝りもせずあんたの軽いさいならを思い切り背中に投げ返してやった私。1回目のさいならはあんたに…、2回目は自分に言い聞かしたさいなら(by Kouko Takabayashi)
【テ・アーモ】
黄色い月がテラテラとレンガの道を照らしているよ。夜風が運んでくる甘い香りは何の!?。
真夏の恋の舞台は整ったよさぁ!怪しげな男と危なげな女の出番だよ。見つめあい、キザな言葉を並べる男見つめあい、戸惑うふりして近付く女Te・amo(愛してる)この後がどうなるかは知らない!!
み~んな、あの黄色い月の精にすればいい! (by 悪戯好きのキューピッド)
【木村八重美プロフィール】 愛媛県出身 小さいころから人気の歌好き少女だった。2012年 NHKのど自慢チャンピオン大会出場、2015年 全日本大衆音楽祭文部科学大臣賞受賞など輝かしいアマチュアの実績の後、2016年12月「第1回全日本こころの歌謡選手権大会」(内閣府後援)に出場し、第1期の「こころ歌大使」を委嘱された。そして、2018年8月、海上自衛隊東京音楽隊のフルオーケストラ生バンド演奏で同大会の課題曲歌手として「香川高松恋物語」を歌唱し、この作品で1stシングルのメジャーデビューを果たした。このこころ歌大使の活動を行ってきたご縁で、作曲家山田ゆうすけプロデュースの元、作詞家高林こうこ氏が書き下ろした「霧の花」をフラグシップ曲に「さいなら」「テ・アーモ」の3曲入り2ndシングルを2023年11月22日にリリースする。新曲は、彼女の希望に沿い、語りたくなるような、それでいて艶があり色っぽいが荒々しい女の情念を描いた木曽の馬篭を舞台にした作品。艶と張りのある魅力的な声が、切なく、そして哀愁たっぷりにドラマチックな歌を奏でる。
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