歌詞

真夏の熱にうなされて

君の蜃気楼を見てしまう

滲む空に名前を呼べど

答えはただ、せみ時雨

熱帯夜が僕を寝かさない

今日も君の蜃気楼を見る

触れた指先目覚めれば

夢は消えて汗まみれ

忘れたくても忘れられない

灼けた記憶が胸を刺す

幻でももう一度

君の笑顔に会いたい

夕立ちのあと立ち尽くし

濡れたアスファルト遠ざかる影

すれ違ったままの言葉たちが

夏の風に巻かれていく

冷えたペットボトルの水音

ぬるい風と静寂がまとわりつく

胸の奥まだ熱を残す

君という名の蜃気楼

忘れたくても忘れられない

焦げつくような夜の記憶

幻でももう一度

君を抱きしめたい

見上げた星に願った

今も変わらない想い

眠れぬ夜をいくつ越えても

君に会いたい

忘れたくても忘れられない

焦げつくような夜の記憶

幻でももう一度

君を抱きしめたい

真夏の熱にうなされて

君の蜃気楼を見て

忘れたくても忘れられない

焦げつくような夜の記憶