夜のジャケット写真

歌詞

radio line

カーステから漏れる低いトーン

知らないDJの名前を知る

「次はこの曲」って軽く言って流れた

フレーズが妙に沁みる

街の輪郭がぼやけてく

だけど音だけはくっきりしてる

タイヤが刻むリズムの裏で

思考が少しずつ薄まってく

ウィンカーの光が小さく跳ねて

それすらも拍に聞こえてくる

誰の声でもないような

この夜BPMと鼓動が混ざってる

Radio line

ただ流れるままに

誰かの言葉をなぞってる

今の自分がどこにいるか

この音で確かめてる

Radio line

遠く離れた場所で

同じ声を聴く人がいる

見えなくても繋がってる

この静かなグルーヴで

トークの合間にノイズが混じる

まるで心の奥のざらつきみたい

ボリュームを少しだけ上げて

現実と夢の境をぼかす

バックミラーに映る昨日

捨てたつもりでまだ残ってる

でもビートが追い越していく

「もういいよ」って笑ってるようで

コード進行は曖昧でいい

メロディよりも息の間で進む

無理に rhyme を詰め込まなくても

この空気が全部を語ってる

Radio line

響く声に

心の奥を撫でられる

誰もいない道の真ん中で

静かな自由を感じてる

Radio line

今を走らせて

終わりが見えなくてもいい

この一瞬が生きてる音

それだけで充分だ

「今夜のテーマは“流れること”」

そんなDJの声がした

止まる勇気も

進む勇気も

どっちも同じ rhythm の中にある

フェードしていく音

エンジンの鼓動が残るだけ

誰の名前も呼ばれないまま

夜がまた静かに続いてく

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アーティスト情報

  • 佳(Kei)は、Lo-fi、オルタナティブロック、インディーポップを軸に活動する音楽アーティスト。 透明感のある言葉選びと、どこか懐かしさを感じさせる風景描写を特徴とし、日常の中にある小さな感情や記憶の揺らぎを音楽へと落とし込む。思わず口ずさみたくなるメロディと、聴き終えた後も残り続ける余韻を大切にした楽曲を制作している。 エレクトロニカ、オルタナティブロック、ドリームポップの影響を受けたサウンドと繊細な歌詞表現が持ち味。AIを創作パートナーとして取り入れながら、自身ならではの音楽表現を追求している。

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