バスに揺られ懐かしい街へと
僕は向かっている
寒いくらいのエアコンの風で
汗が乾いていく
夕日が橋を跨ぐ頃
突然の雨と二本の虹
終点で降りる頃には何故か
雨は止んでいる
雨に濡れたアスファルトの匂いが
夏の終わり告げ秋風を呼ぶ
二人で見上げた祭りの花火は
いつものように二人を包んでゆく
雨に打たれ傘も差さず
君は僕を探してたね
不安げな君の表情をもう少し
見ていたくて
LINEくらいは見ていてよと
怒る君の機嫌を取るために
すくった二匹の金魚は
もうすっかり大人だよ
雨に濡れたアスファルトの匂いが
夏の終わり告げ秋風を呼ぶ
一人で見上げた祭りの花火は
火の粉を散らし雲へと変わっていく
君が去ったこの部屋
化粧水の香り
レシートの裏に残された書き置きも捨てられない
雨に濡れたアスファルトの匂いが
夏の終わり告げ秋風を呼ぶ
一人で見上げた祭りの花火は
火の粉を散らし雲へと変わる
花火に照らされた君の笑顔は
知らない誰かに優しく微笑む
少し伸びた髪と白い浴衣
遠くからそっと 聞こえないように
囁くサヨナラ
- Lyricist
CUE
- Composer
CUE
Listen to AME TO HANABI by CUE
Streaming / Download
- ⚫︎
AME TO HANABI
CUE
- 2
AOIUMI KUROISORA
CUE