歌詞

感極まったアイロニー

あたしをずっと待ってたように

使い古しのアイボリー

不眠不休を買い取り

寄り添うような配慮に

中指立てられて仕舞いに

爪弾きにされるだけ

期待なんてしないのさ

おえっぷ。

♪

希望は絶望だし

絶望は希望のトートロジー

壊れたら違うタゲ

ウロボロスみたいだね

転がり込んだ退路に

あたしをずっと待ってたように

使い古しのアイボリー

おもむろに灯りを消して

遠い遠い理想と現実を重ね

明るく白い背に夢を見たままで

淡い淡い視界のなかでただ

中身を出すだけ

水に流せたならよかったのだろうか

どれほどグロい本音が渦巻いたとしても

妄りに抱え込んだパンドラを開けたって

泥濘があるだけ　匂いすらしないのさ

おえっぷ。

♪

居場所なんてないじゃない

意見なんて通らないくせに

キレイゴトのファンタジー

羊頭狗肉の愛

紙の替えもないじゃない

救いの手も弾いちゃうぐらいに

敵愾心　募ってんだ

狭い狭い個室と性根のなかで

夥しいほどの焦燥を抱え

トロイメライに囚われたまま

叫んでいるだけ

水に流せたならよかったのだろうか

「壊れちゃえばいい」って聞こえた言葉も

あたしが悪いなんて大人になれやしないよ

「壊れちゃえばいい」ってあたしこそ思ってんだ

水に流せたならよかったのだろうか

どれほどグロい本音が渦巻いたとしても

妄りに抱え込んだパンドラを開けたって

泥濘があるだけ　匂いすらしないのさ

おえっぷ。

♪