Lyric

静かな海を見るたび

よみがえる夏のシーン

二度と会えないさと つぶやく声に

きみはなにも言わず そっとふりかえる

あれはいつからか

こんな日を知ってた

海で撮った去年の写真

笑いあったまぶしい季節

笑顔のまま時が止まってる

せめてもっと瞳を上げて

きみを映す強さ持てずに

朝の気配ただ待ってるだけ

例え千の夜が　痛み超えても

きっと忘れないと　心が叫ぶ

遠ざかる日々を

夏に閉じ込めて

窓にかけたそろいのシャツに

今も残る陽ざしの景色

ふいに揺れて色が薄れてく

最後告げるやさしい声に

たった一度手も振れないで

肩をそらせ壁にもたれてた

海で撮った去年の写真

笑いあったまぶしい季節

笑顔のまま時が止まってる

せめてもっと瞳を上げて

きみを映す強さを持てずに

朝の気配ただ待ってるだけ

やがて扉（ドア）は閉じてドラマは終わり

きみは夜明けの街ひとり消えてく

静かな海を見るたび

よみがえる夏のシーン