歌詞

おとしもの

みなみ風がくれた

青い自転車にのって

君のおとしものを

さがしに行く旅へ

はしゃぎまわって　たまに迷って

どこかで　なくしてきたんだろう

夏のうみ　冬の森　春のみち

記憶にのこる　君の景色

全部たどれば　きっとみつかる

風にのって　探しに行くよ

君のおとしもの

みなみ風に聞けば

行くあてはまだ遠く

地平線の前で

磁石の針がまわる

暗い場所でも　寒い場所でも

必ずみつけて帰るから

だからお願い　もう一度笑って

ぼくの名前を　呼んでみせて

どこにいたって　きっと受けとる

みつかるまで　あきらめないよ

君のおとしもの

あたたかい太陽のような

やさしい月のような

君のひかりがもどるまで

たとえどんなに　時間がすぎても

むねの奥が　苦しくても

なみだで　前が見えない時も

風にのって　探しに行くよ

君のおとしもの

ぼくはひとり　探しに行くよ

一番だいじな　ぼくのたからもの

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“絵本を読んでいるような音楽”をめざした、
作詞・作曲そして絵まで手がけるアーティスト杉山小絵子のファーストソロアルバム。

その世界観に合わせて生楽器を多く使用した、木の温もりを感じるやさしい音色。聴き手を空想の世界にいざなう「ファンタジック」な作品。

杉山小絵子
アニメソング・童謡などを中心にイベント・ライブ・コーラス・レコーディングなどの活動をするヴォーカリスト。自ら作詞・作曲もこなす。また絵本作家、イラスト作成などマルチに活躍。得意とする子供のような歌声は、いわゆる大人が子供を真似たような声ではなく、本当の子供のようだと玄人筋にも定評があり、ゲームや教材などへの起用が多い。作詞家として、アーティストに楽曲提供もしている。
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