風船哀歌のジャケット写真

歌詞

風船哀歌

指寿川妙子

誰にでも優しい

罪つくりなひとは

風にのるふうせんを

つかんで浮かんでる

月影に踊るは

吹き替えの少女と

嘴(くちばし)のない烏(からす)

ドーナツ盤の上

いつもおんなじように

貴方のことばかりを

考えては

にやけたり

苦しくなったり

他のひとから見たら

馬鹿みたいでしかない

そんなつまらないような

女の子ですが…

鈴懸(すずかけ)の道

吹く風が冷たくても

報われない想いが

胸を熱くする

いつか聴いた旋律(メロディー)

口ずさんだら

星が瞬きだして

時は佇んだ

色とりどりの

ふうせんが枯れ木に

愛の実みたいに

結ばれてたのに

嘴のない

烏がつついて

みんなほどけて空へ

吸い込まれてった

いつもおんなじように

貴方のことばかりを

考えては

にやけたり

苦しくなったり

他のひとから見たら

馬鹿みたいでしかない

そんなつまらないような

女の子だけど

実ることのない想い

祈る如く抱きしめ

せつなくても明日へいのちを

つなぐから

今 私を生かしている

一番強い力

それは

貴方への想いなの

今 私からこの気持ち

抜きとってしまったら

ぷしゅっと萎(しぼ)んじゃう

ふうせんみたいに

  • 作詞

    指寿川妙子

  • 作曲

    指寿川妙子

風船哀歌のジャケット写真

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    風船哀歌

    指寿川妙子

お伽噺のような世界観の、物哀しくノスタルジックなワルツ。人を好きになることの切なさと素晴らしさを歌う。
指寿川妙子の代表曲の一つであり、普段のkey弾き語りや所属バンド snow flakes の CD版とは違うnewアレンジに。
約7分の長い楽曲だが、歌終わりの la la la からアウトロにかけて盛り上がる部分が一番の聴きどころとなっている。

アーティスト情報

  • 指寿川妙子

    2013年よりsnow flakesに参加。メンバー全員が作曲するバンドで、作詞作曲•Vo•Key•Cho担当。 2014年よりKey弾き語りなどソロでの音楽活動も始める。オリジナル曲を一言で表すと〝POP&刹那〟。 2016年8月にsnow flakes初の4曲入り自主制作CD『風船哀歌(バルーンエレジー)』発売。タイトル曲の作詞作曲•Vo•Key担当。 2021年3月に同曲を『風船哀歌(Balloon Elegy)』としてソロ名義で1stデジタルシングルリリース。

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