歴史の残滓のジャケット写真

歌詞

おりがみ

アバンdeモーダン

何を作っていたのか分からないまま

山折り谷折りを積み重ねた

よれたオレンジの折り紙は

震える指先を待ち侘びてた

このまま誰かの言う通り

折り目を付けていったとして

綺麗なヒコーキが出来たとして

僕はそれを愛せるかな

それは高く羽ばたけるのかな

怖くても破れないように

少しずつ元に戻してみよう

僕が作りたいように

何度でもやり直してみよう

付けた折り目は戻らないけど

それも全部全部愛するから

本当は鶴が作りたかった

折り方も曖昧だけど

指先を止めなければ

きっと羽ばたける

弱そうで不恰好な

不思議な折り目のある鶴を

僕は愛していよう

愛させてくれよ

丸めて捨てなければ

少しずつ姿を見せてくれる

僕が作りたいように

何度でもやり直してみよう

付けた折り目は戻らないけど

それも全部全部愛したから

  • 作詞者

    池田 耕平

  • 作曲者

    池田 耕平

  • プロデューサー

    アバンdeモーダン

  • ボーカル

    アバンdeモーダン

歴史の残滓のジャケット写真

アバンdeモーダン の“おりがみ”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

1年5ヶ月ぶりとなる6枚目のアルバム。
ロック、ジャズ、R&B、カントリー、エレクトロなど多岐に渡る楽曲に通底するアコースティックサウンドは今も健在。
作詞からMIX、アートワークまでセルフプロデュースで行っており、今作ではmiyuも作詞に加わり2人の内面をより色濃く反映した作品になった。
歴史の片隅に、届いた人々の記憶に、「残滓」でも残ればとの想いで名付けられた本作。ささやかで謙虚な題名とは裏腹に、濃密かつ主張の強い楽曲たちを是非味わって欲しい。

アーティスト情報

"