

遠ざかるビルの切れ間の夕日を
眺めてた
崩れた髪のままで
雨上がり濡れたままのアスファルト
人の群れに はぐれたままで一人
虚に薄れ行く時に
瞳も逸らせず居たのさ
網膜に飛び込む黄昏に
火照りさえ抑えられぬまま
何もないこの掌なら
新しい何かを掴めるだろう
キリがない程押し寄せる
落陽に追い付いてく夜
さよならを告げる筈の街並みに
取り残され 祈る程残酷に
もう何も失わぬ様に
感情が逆流するのさ
もう決して言い忘れぬ様に
あの日に置いてきた言葉
とめどないこの輝きさえ
落ちて行く散り際に見せる灼熱を
意味も無いまま沈んでく
落陽に重なり合う様に
何もないこの掌なら
新しい何かを掴めるだろう
キリがない程押し寄せる
落陽に追い付いてく夜
- 作詞者
KYOSUKE
- 作曲者
SHINO

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SILVER RADS
KYOSUKEのソロプロジェクトである「SILVER RADS」のファーストフルアルバム。ソリッドでストレートなロックサウンドは、今後の方向性を示すであろう名刺代わりの1枚。