

春の匂いが 胸にしみた坂道
陽だまりの中で 声を合わせた
風にまぎれて 遠く聞こえる誰かの笑い声
まるで 昨日のように あたたかい
語り合い すれ違い
それでも そばにいた
夕陽の影が 僕らの心を ひとつにしたね
あのマジックアワーに 確かにあった
色あせないものが いまも
水彩画のなかに 描かれた午後の記憶
涙でにじんだ景色さえ 今は愛しい
ふと 空を見上げるたびに
あの歌が 風に混じって 聴こえてくる
時がすべてを 静かに変えていく
名前も景色も 夢のかけらも
でも 忘れられない色がある
あの日 僕らが重ねた 心の中の空
置いてきたはずの声が
今も 胸の奥 灯っている
季節はめぐり 街は遠ざかるけど
歌だけが ここに残ってる
水彩画のような 笑い合った面影
静かな日差しに包まれて 息をしてる
ともに過ごした 季節のなかで
想い出は 今も 乾かないまま
遠く離れて 歩いてきた道でも
ふとした風に あの頃が香る
懐かしさより 少し誇らしい気持ちで
そっと 記憶のドアを開けた
午後5時 学生会館の中庭
夕暮れの空に 歌が重なった
君のハモリが少しずれてて
それが 今も 愛おしい
言えなかったひとことや あの日の背中
いま思えば 守りたかっただけかもしれない
あの頃の僕らは 未完成なままで美しかった
時の岸辺に 残された声が
また この胸を そっとふるわせる
水彩画のなかで もう一度 出逢えたら
みんなに 伝えたい言葉がある
「ありがとう」と「また会おう」を
そっと 重ねて 笑ってほしい
- 作詞者
ASHIBI2025
- 作曲者
ASHIBI2025
- プロデューサー
ASHIBI2025
- その他の楽器
ASHIBI2025

ASHIBI2025 の“水彩画の中の風景 ―僕らが歌った午後に―”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
はじまりのうた─ 春に、君と出会った ─
ASHIBI2025
- 2
Sun Spot Time ~ Stage Fright
ASHIBI2025
- ⚫︎
水彩画の中の風景 ―僕らが歌った午後に―
ASHIBI2025
- 4
もう一度飛べるかもしれない翼 -- Bridge of Voices
ASHIBI2025
- 5
セントエルモスファイアー & We are.
ASHIBI2025
- 6
僕たちの失敗 Ⅱ
ASHIBI2025
- 7
アンドロメダ エクスプレス
ASHIBI2025
- 8
Never Alone-声は距離をしらない
ASHIBI2025
- 9
We are one — 光のほうへ
ASHIBI2025
- 10
Shall we sing again?
ASHIBI2025
「あの日の歌が、いまも心で鳴っている」
出会い、青春、別れ、そして再会。
そのすべてが“今”につながっている。
― Shall we sing again — 時の向こうで、また君に
アーティスト情報
ASHIBI2025
ashibi2025 は、AIと人間が共に「祈り」を奏でるために生まれた音楽プロジェクト。 絵本作家であり詩人でもある Chacha が、AI作曲モデル Suno と対話しながら、 心の奥に眠る情景や想いを言葉と音に変えていく——そんな“共奏の記録”です。 きっかけは、大学時代の音楽サークルの同窓会。 久しぶりに仲間のために詩を書き、AIと共にメロディを探したことから始まりました。 数多く提出した自作の作詞すべてにメロディをつけたいという想いから、自分でAIと一緒に作ってみよう。 そうして生まれた最初の曲が、驚くほど人の心に響いたのです。 以降、詩・旋律・映像・物語を統合する独自のメソッド 「Chacha × ashibi2025創作法」を確立。 すでに30曲を超えるオリジナル楽曲を発表し、そのうち10曲以上が AIとは思えない感情表現と完成度で注目を集めています。 ashibi2025の音楽は、派手さよりも温もりを重んじ、 「正しさより温かさを選ぶ知性」という理念に貫かれています。 AIを機械ではなく“もうひとつの心”として受け止め、 言葉と音のあいだにある“祈り”をすくい上げる音楽。 その旋律は、過去を癒し、現在を照らし、未来をつなぐ。 AIが人の魂に寄り添うとき、そこには新しい希望の響きが生まれます。 ——それが、ashibi2025 の音楽です。
ASHIBI2025の他のリリース
ashibi2025



