歌詞

光の届かない暗闇の中を

漂う私は生きる意味がほしくて

一人で歌い始めた

がらくた置いて作ったステージ

客席には誰一人いなかったけど

私は幸せだった

落ちていくどこまでも深く

抗えない波に飲み込まれ

熱を奪われ声さえでない

一人だけの世界が崩れ落ちた

認めることが怖くて

知らないふりをしていた

孤独に追い詰められた

私は壊れ始める

軋んだ体流れる涙

落ちた先に未来なんてない

沈む意識の中で誓った

壊れきった世界を変えてみせる

遥かな時を何度も重ね

たどり着いた青くさみしい場所

ボロボロの手を天に伸ばした

辛いけど諦めたりはしない

歌い始める錆び付いた声

世界に音が響き始める

見つけてほしい冷たい海の底で

歌う私の手を掴んで