「明日、月に行くから」って
二度と帰らない貴方
引き留められる理由もないから
毎晩来世を祈った
夕闇色に透けた髪が
喉元を巻いて絞めていった
さざめく海の向こうに住むの
私をそこへ連れてって
貴方の記憶が泡になる
枯れてゆく楽園 日々をどうかお元気で
冷めてゆく体温 その光で浄化して
気体になった私の体が
遠い貴方の元へと届きますように
真っ白い翼でふわりと宙に浮き
その輝きで私を焼いた
綺麗な想いも華やぐ恋も
貴方の前で灰になる
下賎な私を蔑みもせず
月ばかり、見ている
離れゆく運命 日々をどうか覚えてて
消えてゆく心音 その瞳で見届けて
涙になって流れた言葉が
煌き揺らぎ
私を呼ぶ
枯れてゆく楽園 日々をどうかお元気で
冷めてゆく体温 その光で浄化して
気体になった私の想いが
いつか貴方の元へと届きますように
- Lyricist
Makia
- Composer
Makia
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She Seems to Go to the Moon
Makia