歌詞

明けない夜の狭間

そこはかとなく匂う夏

鈍色が床に落ちる

傾く日常が

「見えた？」 見えないよ

「飛べる？」 飛べそうもない

そうやっていつも剥き出しの愛で

「いつも君のそばにいたい」って

言うの

「意気地なしでごめん」って

言い訳は

鮮やかな午後の熱に溶けた

いつか見えた空に行こう

There, there, where?

あの日あの子咲いた花を抱えて

飛び込んだ

いつのことだっけ？

誰のことだっけ？

笑う声も なびく髪も

関係の無い話さ 僕には

でも 染まる頬や膝や指先が

すぐに口を歪ませる癖とか

少し後ろをついてくるのとか

忘れられない 忘れられるわけない

「いつも僕のそばにいて」って

今言ったって

鮮やかな午後の熱に溶けた