歌詞

とある土曜日の月が綺麗な夜に裏腹哀玩メイデン

出来損ないの私。春に嫌われている。

出来損ないの私。脳みそに消毒液をかけて。

ぽっかり空いた目に映りこんだ歪な針が刺さる

ザクリザクザク

ぽっかり空いた口のめり込んだ胃液が喉を伝う

オエツゴボゴボ

私から季節が消える。

収縮する脳の音がする。

どこに向かえば出口があるのでしょう。

パパとママにおやすみなさい。

ありがとうとごめんなさい。

ここが私の終着駅。

Dolly

壊れた私はまるで人形のよう

無邪気な日々には戻れない

俯瞰して見てた満月と犯されるおもちゃ

空しいほど焼きついた瞼裏のまち針

哀し虚し不感症

癒着する白濁の雨

埃まみれの記憶がもがく

THE DOPE.THE SLAVER

意味がない抜け殻みたい

窓の景色溶け込みたい

価値がない壊れた日々

ヒビが入る手首に

キリがない執着はない

私に未来などない

許さない願わない

神様なんていやしない

出来損ないの私。春に嫌われている。

出来損ないの私。子宮にモルヒネを打って。

浅はかな夢は朽ちて鮮やかな未来は爛れ

吐き気が込み上げるのはどれのせい？

パパとママに愛してます。

愛されて幸せでした。

生まれ変わっても会えますように。

Dolly

壊れた手首に最後の口付けを

壊れた心じゃ　比例しない

汚れた紙切れに切り刻まれる残骸

浴槽に溶け出す愛に酷似した汚れ

不幸柄の地獄華

いつも私だけが間違えて

いつも私だけが不幸で

いつも私だけが死にそうで

いつも惨めな二人はメイデン