歌詞

レットウセイ

作詞/ちを

作編曲/YK

砕けて消えた星屑は　まだ光ろうとした

窓から差し込む光に　擦る昼夜逆転の目

溶けそうなんだ　抗うことさえ煩わしい

夜空を彩る一等星　周りで羨む六等星

お生憎様こっちには　飾る数すらない

うるせえよ馬鹿　身の程知らず

百も承知　足掻き 灯せ

一縷の意地で踏みとどまっている

照らされてしまえば楽なのに　砕け散ってしまえばいいのに

けれど今更月にはなれず　夢の残骸叫ぶ

目を背けてしまえば楽なのに　まだ星を睨み その首狙うのさ

今に見てろ

砕けて消えた星屑は　まだ光ろうとした

昇る太陽 目を細め　まだ朝は好きになれない

日差しに存在ごと　消されてしまいそうで

朝よりも眩しい夜　澪標星　真珠星

名も無きこの光はなんだ　星屑か？

上下左右 前後不覚　今はどこにいるの

最初に灯った光　みっともなく縋ってる

星屑の矜持か意地か

いっそ消えてしまえば楽なのに　誰に頼まれるでもないのに

自問自答を繰り返しては　終われないと叫ぶ

見向きされない光だろうと　粉々に散って塵と化しても

火花を灯す

砕けて消えた星屑は　まだ光ろうとした

照らされてしまえば楽なのに　砕け散ってしまえばいいのに

けれど今更月にはなれず　夢の残骸叫ぶ

決めつけるな 死んでなどいない　あの一番星の寝首を搔いてやる

牙を剥いた

砕けて消えた星屑は　まだ光ろうとした

砕けて消えた星屑は　まだ光ってんだ